主に交通量の差が大きい道路が交わる交差点に設置されることが多い信号機です。
単に感応式信号機や感知式信号機と呼ぶこともあります。
交通量の少ない道路側の信号機に車両を感知するための超音波センサーなどが取り付けられています。
(この超音波センサーの下に車両が止まる事により、停止車両を感知して信号が青に変わる仕組み。)
(停止位置が手前すぎたりするとセンサーが感知せず信号はいつまで経っても変わりません)
センサーが車両を感知していない状態では交通量の多い道路側が基本的に青信号であり、センサーが感知した場合又は歩行者用信号の押しボタンが押された場合に交通量の少ない道路側の信号機が青信号に変わります。(直ぐに青に変わるとは限りません)
このようにすることで交通量の多い道路の交通を赤信号で遮ってしまう状態を必要最小限にしています。
センサーが感知すると下の写真のように二輪車用押しボタンに【おまちください】が点灯します。
【おまちください】が点灯していない場合はセンサーが正しく反応していない事が考えられます。(機種や日光の反射等で見えづらい場合があります。)
その場合、停止線にもう少し近づくか周りの交通に気を付けて車が動かないようにしてからボタンを押しにいきます。
信号機によっては車両用の信号機の横に【感知中】とLEDで表示される信号機もあります。
また、交通量の少ない道路側のみにセンサーが取り付けられている場合を「半感応式信号機」といい、交通量の多い方と少ない方どちらにもセンサーが取り付けられている場合を「全感応式信号機」といいます。