運転手が危険に気付いてからブレーキが効き始めるまでに走行する距離を指します。
危険に気付いてから足をアクセルペダルからブレーキペダルに移し、ブレーキペダルを踏みこんでブレーキが効き始めるまでには一般的に平均して約1秒(反応時間)掛かると言われています。
空走距離はその間に走行してしまう距離なので、走行している速度により変わってきます。
当然ですがこの間は一切ブレーキが効いていません。(僅かなエンジンブレーキを除く)
運転手の年齢、体調等に左右されやすく一般的に加齢と共に長くなりやすく、飲酒等によっても長くなると言われています。
空走距離と関連して、ブレーキが効き始めてから車が停止するまでに走行する距離のことを制動距離といい、空走距離と制動距離を足したものを停止距離と言います。