アルプスがふたつ見えますよ~〈駒ヶ根〉
駒ヶ根市のある場所は、ご存知の方も多いと思いますが中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)に挟まれた伊那谷と呼ばれるところにあります。
したがって、ほぼ市内全域で西を向けば中央アルプスを、東を向けば南アルプスを見ることが出来るんです。
どちらも標高3,000m級の山々が連なり、例年7月位までは残雪がある姿はまさに『アルプス』の名の通り美しくまた迫力のある山容です。
(市でも大々的に謳ってます)
今回は、そんなふたつのアルプスを同時に見える場所、いいですか『同時に』つまりいっぺんに見れる場所を探してきました!
上でもご紹介したようにふたつのアルプスは駒ヶ根市から見ると東西にあります。
ですから中央アルプスを見れば南アルプスは後ろなので見えません。
南アルプスを見れば今度は中央アルプスが後ろ側になります。
ということで、通常はこの両アルプスを同時に見ることは非常に困難なんですね。
(確かにすぐ振り向けば見えるんですけど・・・でも今回は『同時に見る』ことに拘らせてください!)
ではまず1枚目の写真をご覧ください。
(駒ヶ根市内某所、警察署の近くです)
さあ、わかりますでしょうか?
まず左側に普通に直接見えているのが南アルプスの仙丈ヶ岳です。
キレイですね~美しいですね~。
仙丈ヶ岳はこのなだらかな山容が美しく、駒ヶ根市からも南アルプスの中で一番大きく見える山です。
軽く3,000m超えの山です。
因みに雪が解けて夏山になれば日帰り登山も可能です。
山頂からは天気が良ければ富士山も目の前に見え、さらにその横(手前)には標高2位の北岳。さらにさらにその横に3位の間ノ岳が並んで見えるという、なんとまぁあ見ごたえたっぷりの贅沢な景色が望めます。(残念ながら駒ヶ根市からは見えません。見たい方は南アルプス登山へGO!)
ちょっと脱線しました・・・、本題の『ふたつのアルプスを同時に見る』ですが、お気付きでしょうか?
ふたつのアルプスが同時に見えているのを・・・ほら、そこに見えてますよね!
本来なら後ろを振り向かないと見えないはずの中央アルプスが・・・画像右側のビルの2階の窓に!
何と、窓ガラスに反射して中央アルプスが見事に(ちょっと標識と信号の支柱が邪魔してますが・・・)見えるではありませんか!
見事に・・・見えてますよね・・・実物を見るともう少しいい感じなんですよ・・・。少なくとも私はそう感じたんですが・・・。
さあ気を取り直してもう一枚行きましょう!
2枚目です。
ジャン!
(駒ヶ根市内某所、ビビットカラーのパチンコ屋さん近く)
さあ、こんどもばっちり見えてます!
右のカーブミラーに中央アルプスが!
そして左のカーブミラーには何と!南アルプスが見えているではありませんか!
皆さんの目にもいっぺんに見えていますよね!
そりゃ確かにすぐ右向けば中央アルプスが見えますよ!
左向けば南アルプスが見えますよ!
それもでっかく。
でも正面見てくださいよ。
いっぺんに見えちゃってますよ。
ちっちゃい!?
そりゃちっちゃいですよ、カーブミラー越しですから。
大きく見たかったら左右見ましょう!
今回はとにかく同時にいっぺんに見たい!
頭動かすの面倒くさい!
あれもこれもちょっとずついろいろ食べたい!(?)
そんなあなたにお届けします。
いっぺんに見えるふたつのアルプス。
そんなくだらないことが出来ちゃうのも駒ヶ根自動車学校のある駒ヶ根市の小さな魅力でした!