夜間に前方の視界を確保するため、かつ周辺の交通に自車の存在をアピールするために車体前部で点灯する灯火(ライト)のこと。一般的に国産の自動車はハンドル右側のレバーを回すことで点灯します。
点灯する時期は、夜間(日没から日の出まで)です。
前照灯にはハイビーム(上向き)とロービーム(下向き)があり、基本的にはハイビームで走行し対向車や先行車がいる場合はロービームに切り替えます。
法律で前照灯の灯火の色は、白色と決められています。
保安部品の一つで、取り付け位置・明るさ・色などが法律によって取り決められていますので、色を換えたりしても違法改造になります。
近年はLED式の前照灯が増加してきました。電球式のものに比べて、寿命が長く消費電力や発熱量を抑えながら明るくしやすいというメリットがありますが、降雪時などに雪が解けずに前照灯部分に着雪してしまいやすい等のデメリットがあります。