用語集

ラウンドアバウト (らうんどあばうと)

ラウンドアバウトは交差点の一種で環状交差点とも呼ばれます。

交差点の形状は円形をしており、車両はすべて時計回り(日本の場合)で回ります。交差点内に進入する際は環状内の車が優先され進入する車が待つことになります。

進入路は一時停止や信号などで規制されておらず、徐行して進入するのが特徴です。

(ラウンドアバウトと形状は似ていますがロータリー式の交差点の場合は進入時に一時停止があるのが一般的です)

ヨーロッパでは古くから採用されていましたが、近年は日本でもラウンドアバウトを採用する交差点が出てきました。

メリットとしては、

  • 交差点内の交通が一方向で単純化されており運転者が注意を向けなければならない箇所が通常の交差点よりも少なくて済む。
  • 交差点を直進する車でも円形に進行しなければならず交差点の通行速度が遅くなる。
  • 信号機をつける必要がないので災害発生時等の停電時でも混乱を避けることができ、かつ赤信号での待ち時間がないので結果的に不要な停止が減り、効率的で環境に優しい。

東和町ラウンドアバウト ライブカメラ

長野県飯田市にあるラウンドアバウトです。
車が譲り合って通行している様子を見てみてください。

映像提供: 飯田ケーブルテレビ様

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